『翠星のガルガンティア』アニメ感想

オリジナル作品の醍醐味

 

翠星のガルガンティアタイトルイメージ

©オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会

 

最近は(昔から?)、ライトノベルや漫画、一般小説やゲームをアニメ化することが非常に多いです。それらのアニメも、もちろん好きです。漫画や小説の数は、どんどん増えています。それに伴って面白い作品を見つけるのにも一苦労です。

 

その点アニメ化というのは、一つの“フィルター”として機能しています。「アニメ化されるのならこの漫画読んでみようかな」「アニメが面白かったから、この小説のつづきを買って読もう」。こんな経験がありませんか?わたしはあります。

 

アニメ化された作品がすべて面白いとはいえません。そもそも「面白い」とは、完全に主観的な感情です。なので、当たり前といえば当たり前です。

 

原作があるアニメ作品とは少しちがうのが、オリジナル作品です。アニメオリジナル作品は、最初から100%「アニメーション」に最適化されて生まれてきます。

 

文章ではなく、一枚の絵でもない。動く絵、アニメーションとしての魅力が、いかんなく発揮されている。そういうものが、オリジナルアニメ作品です。見るたびにそう思います。

 

「原作付きのアニメ作品がすべてダメだ」と言うつもりはまったくありません。アニメ化は、フィルターとしても機能してくれます。自分が知らなかった面白い作品と出会わせてくれます。小説を読んでいるだけではわからなかった魅力に気づくこともあるでしょう。声がついて、絵がつくことで、作品が生き生きとしはじめます。

 

それらをわかった上で言わせてもらえれば、やっぱりオリジナル作品が見たいのです。

その理由の一つは、「さきの展開を視聴者はだれも知らない」ということです。

 

「ネタバレ」がまずありません。視聴者はただ毎週放送されるその1話だけが情報のすべてです。だから見る人も隅々まで見て、世界観や設定やさきの展開を予測しようとします。そして、制作スタッフも全力でわたしたちを驚かそうとしてくる。楽しませようとしてくる。

 

原作モノにありがちな、尺調整やつじつま合わせなどの問題もオリジナルには無縁です。なぜなら、はじめからアニメの放送話数におさまるように話がつくられるからです。

 

駆け足感もなく、冗長感もありません。だってアニメに最適化されていますからね。

 

前置きが長くなってしまいました。何がいいたいのかというと「オリジナルアニメ最高!」ということです。さて、本題です。

 

序盤のあらすじ

 

ガルガンティアの海

©オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会

 

『翠星のガルガンティア』は、アニメオリジナル作品です。2000年代、あるいは2010年代にはいってから、初の“本格オリジナルSFアニメ”だと思います。

 

『翠星のガルガンティア』の1話は、いきなり“宇宙戦争”からはじまります。

 

「人類銀河同盟」という人間の軍団と、「ヒディアーズ」とよばれる謎の生物との宇宙空間での戦闘。人間のほうは、丸みを帯びたデザインの人型ロボットにのっている。いっぽうの「ヒディアーズ」は、一言でいえば“化物”。イカとかアンモナイトとか、海の生物みたいな形をした怪物。

 

そして戦いの最中、主人公の少年レドは「ワームホール」に巻き込まれ、見知らぬ惑星に漂着する。その星にいたのは、レドたち「人類銀河同盟」よりもはるかに遅れた文明のもとで暮らす人びとだった。

 

『翠星のガルガンティア』はこんな人におすすめ!

 

チェインバー顔アップ

©オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会

・ボーイ・ミーツ・ガールが好きな人
・ロボットアニメが好きな人
・水着回が見たい人

 

『ガルガンティア』の脚本は虚淵玄さんです。この名前を見ると、反射的に身構えてしまう人もいるかもしれませんねwこの作品でもやってくれます。

1話を見るととてもワクワクするし、あっという間に『ガルガンティア』の世界に引きずり込まれてしまうはずです。

 

異文化交流アニメ?

サーヤ

©オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会

知らない惑星に一人でたどり着いた主人公のレドが、少しずつそこの人たちと打ち解けていくようすがいいです。異文化交流アニメともいえるでしょう。そんなジャンルがあるかは知りませんが。

 

また、テクノロジーの格差も見どころです。

レドがいた「人類銀河同盟」はとても進んだ文明をもっています。そりゃ、宇宙で戦えるロボットを開発できるくらいですからね。

 

それに比べてレドが漂着した惑星は、文明のレベルがひくいのです。スマホなんてもちろんありません。オーバーテクノロジーと旧文明。ハイテクとローテクとの間で生まれるちぐはぐな感じも面白いです。

 

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本ページの情報は18年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。