休むことは仕事と生活において、思った以上に重要だということが「GLOBE」を読んでわかった

コーヒーブレイク 本・書評

今月のGLOBEが面白かったので備忘録的にのこそうと思います。

 

君たちはどう休むか:朝日新聞GLOBE+
君たちはどう休むかの記事一覧です。朝日新聞GLOBE+は、世界のいまを伝えるウェブメディアです。海外の現場を記者が歩き、徹底取材して書き上げた特集記事をお届けします。

 

朝日新聞が毎月一回発行している「GLOBE」。

11月の特集は「休むこと」でした。特集タイトルは「君たちはどう休むか」。

 

結論はこうです。

 

休まず仕事をするのはむしろ非効率

しっかり休養をとってこそ、パフォーマンスのいい仕事ができる

 

当たり前のことのようですが、おそらく99パーセントの人はできていません

頭では理解していても中々実行に移せないのだと思います。

 

「君たちはどう休むか」という特集タイトル。

何だそのタイトルって思うかもですが、これは『君たちはどう生きるか』のオマージュですね。

 

一時期各メディアで取り上げられてブームになった『君たちはどう生きるか』という本。

まあべつにパロディ自体はいいと思いますが、大手でも普通にこういうことするんですね。

 

パロディってのは、自分で1から考えなくてもいいんで、ある意味楽な仕事です。

いやべつにいいんですけどね、楽しても。自分も楽は好きですし。

 

トップクラスのビジネスパーソンから学ぶ「休む」ということ

 

リラックスする人

ってなわけで、休むです。

 

この特集記事では、国内外のビジネスパーソン、特に上の方にいる人たちなどにインタビューをしています。その他の人へのインタビューもありますが。

 

彼らが休むことについてどういう考えをもっているのか、がわかります。

 

トップにいる人たちは、生産性が高く、効率もよく、付加価値の高い仕事をしないといけない。でも時間はほかの皆と同じだけしかあたえられていない。

 

そんななかで結果を出しているからこそトップにいるんですよね。

 

そこで、彼らの仕事術とか睡眠・休みについての考え方から学ぼうとうわけです。

 

とくに印象にのこったのが、出口治明さんのインタビュー。

 

歴史に強い出口さんらしく、休日の歴史からはじまります。

 

「休日」はじまりは、ユダヤ教の「安息日」だそう。

 

そこから、産業革命を経て、「働けば働くほどもうかる時代」になった。

でも、だからといって、ずっと働きっぱなしだと人間は体を壊してしまう。

 

そこで1週間に2日、働かない日=休日をもうけるようになった。

 

……とこれでめでたしかと思いきやそうではありません。

 

それなら睡眠や休むなんてことが話題になるわけがない。

現状は「休み」がまったく足りていないんですね。

 

いくら週休2日でも、のこりの5日間に睡眠時間をけずって働きすぎていたら意味がない。

 

意味がないというのは、体が回復しないということです。

 

「寝だめ」は体にとって害悪

寝ている女性

睡眠不足の人によくあるのが、平日に足りなかった睡眠時間を休日により多く寝て取り戻すというやり方。

しかし、これで足りない睡眠時間を埋め合わせるのは無理だそうです。

 

休日に“寝だめ”するのはあまり効果がないんですね。

それどころか、体にとってはリスクでしかないようです。

 

普段の寝不足を「寝だめ」で解消しようとする生活が脳や体にダメージを与え、がんや認知症といった疾患のリスクを高める。

普段のパフォーマンスも悪くなり、寿命も短くなる恐れがあるという。

 

これが本当ならマジで恐ろしい……。

 

寝だめはむしろ、よかれと思ってやっている人がほとんどでしょう。

平日は満足に寝れないからせめて休日くらいは……。

 

いやそれはアカンて!むしろ余計に体壊してるって!

 

「寝だめ」をしているかどうかの目安は、

 

休日に「普段より90分以上多く寝ている」かどうか

 

だそうです。

 

休日の睡眠時間が平日の睡眠時間より1時間半以上長いと、「寝だめ」していることになります。

平日平均して6時間寝ている人が、休日に7時間半寝るとそれはもう「寝だめ」になってしまいます。

 

みなさんは大丈夫ですか?寝だめしていませんか?

 

もし「寝だめ」当てはまってしまった方は、少しずつでいいので、平日と休日の睡眠時間の差をなくしていきましょう。

 

平日でも、探せば睡眠時間にあてられる時間は必ずあるはずです。

 

「自分の健康や寿命」と「睡眠時間をけずってやっていること」。

どちらが自分にとって大事なのか、一度考えてみてもバチはあたらないでしょう。

 

頭を使う仕事はとくに休むことが大事

アプリGAFA

先程の出口さんのインタビューにもどります。

 

短いインタビューですが、重要なことがいっぱいつまっています。

とくに重要なのが、

 

「頭を使う仕事」では、「休むこと」がめちゃくちゃ大事になってくる

 

というところ。

 

現在世界のトップ企業であるGAFA(google、apple、facebook、amazon)を例に上げて、彼らの仕事が考え、想像する「頭を使う仕事」であると指摘しています。

 

「頭を使う仕事」では、「休むこと」がなにより大事。

 

1日のなかで集中できる時間は、せいぜい2時間×3コマだといいます。

つまり、その集中する6時間以外は休んでいいわけですね。

 

「集中」するためには「休む」ことが絶対に必要。

しっかりと休めば、集中して仕事に取り掛かることができます。

 

2時間×3コマという言い方からすると、6時間ぶっつづけでやるわけではないことがわかります。

 

一方でいまのほとんどの労働者は、これとは逆のことをしているのではないでしょうか。

そうです。長時間労働です。

 

短くても1日9時間ぶっ通しで働きづめです(合間に昼休憩はあるでしょうが)。

これで終業ならまだ短いほうでしょう。

 

ここからさらに何時間も残業をしますよね。それも平日は毎日。

 

そんな状況でやっている仕事は本当に、集中していいものができているのでしょうか?

できているのならいいのですが……。

 

自分の体をぶっ壊しながら、会社に身を捧げる。

自分にはとてもマネできません。