『「あなた」という商品を高く売る方法 キャリア戦略をマーケティングから考える』書評・感想

マーケティングで自分を売れる商品に 本・書評

「これからは個人の時代だ!」とか

「フリーランスとして仕事する人がどんどん増える」とかいわれています。

 

でも正直そんな感じはまったくしません。

 

相変わらず、会社で働くサラリーマンが大多数。

毎年、数十万人の大学生ががんばって就職活動して企業にはいっています。

 

こんな状況なんで、「これからはフリーランスの時代!」とかいわれてもピンときませんよね。

でもこれまでがそうだったから、これからも同じとはかぎりません。

 

この本は、

自分を市場に出して売るためにはどうすればいいのか?

ということについておしえてくれます。

 

商品とかサービスじゃなくて、“自分を売りにする”。

アイドルとか芸能人かと思いますが、そうではないです。

 

“普通の人”が自分の商品としての価値を高める方法です。

 

この本は気づきが多くて勉強になりました。

 

べつに今すぐ独立するわけじゃなくても、副業のネタとかにもつかえると思います。

 

「好き」かつ「誰もやってない」で差別化する!

 

AIに仕事奪われる」と色んなところでいわれています。

そんなときに、フリーランスの働き方・考え方はとても参考になります。

 

競争を避けて、好きなことをする

 

これが自分を高く売るためにやることです。

 

「好きなことをする」

これは簡単ですよね。

意識しなくても自然とやってしまうこと。禁止されてもどうしてもやってしまうこと。

これが、好きなことです。

 

それにしても最近になってよく「好きを仕事にする」みたいな言葉をよく聞きますが、フリーランスの人にとっては当たり前のことなんですね。

 

でもたしかに「好きなこと」じゃないと、熱中できないし真剣になれません。

 

逆に「好きなこと」を仕事にすると、仕事をするのが楽しくてしょうがない状況になれるんですね。

どういうことかというと、

好きなことを仕事に

好きだからやる気もあるし、熱心にやる

さらに、真剣にやるから上達する

真剣にやるからいいものができて信用される

仕事がふえる

好きだから苦にもならずに、量と質をどんどんこなせるようになる

 

こんなふうに、いい循環ができあがります。

 

どうやって「競争を避ける」の?

 

「好きなこと」を仕事にすると、いいことずくめだとわかりました。

 

それじゃあ、「競争を避ける」とはどういうことなのか、気になりますよね。

 

「競争を避ける」とは、

 

他人と同じことをしない(他人がやっていないことをする)

 

これです。

モノとかサービスがあふれ返っているこの時代に「他人がやっていないこと」なんてあるのか?と思いますよね。

 

それがあるんです。

 

その理由は、まさにモノ・サービスがあふれ返っていることにあります。

 

いろんな企業があって、いろんな商品をつくっています。

おかげで、消費者のほうもさすがに目が肥えてきました。口うるさくなってきた、のほうが正確ですがw

 

だから、

いろんな欲求とか不満とかをかかえた消費者(ユーザー)がたくさんいる

のです。

 

まだ欲求が満たされていない消費者に「ドンピシャ」のサービスを渡してあげる。

 

これが、「他人との競争を避ける」ということです。

 

「相手が求めていて、自分しか提供できない価値」

 

何を自分の売りにするかは、次の3つのことに当てはめながらをさがします。

 

・自分が好きなもの
・相手がほしいもの
・ほかの誰もやっていないもの

 

上の3つ全部にあてはまれば、それを自分の売りにすることができます。

 

ほかに競争相手がいなくて、

自分がやりたいこと(できること)と、相手がほしいものが合致している。

 

これが「競争を避けて、好きなことをする」ということです(受け売り)。

 

なんだかむずかしいように見えますが、大丈夫です。

 

なぜなら、インターネットがあるからです。

 

ネット上には、様々な趣味・嗜好をもった人たちがいます。

ネット上こそ、ニーズ(人の欲求)が細かくわかれています。

 

あとは、さっきの条件にあてはまる領域をさがせばいいだけ!

簡単でしょ?

 

「行動する回数が増えれば、成功する可能性も高まる」

 

とはいえ、最初からゴールへの最短ルートを見つけるのは至難の業。

いや、できるひとはやればいいと思いますが。

 

成功するルートだけを探そうとして、いつまで経っても前に進めないみたいなことになりかねません。

 

なので、一度「これでいく!」と決めたら、あとはもう実際にやったほうが早い。

 

もしかしたら、それで上手くいくかもしれません。

失敗することもあるでしょう。

 

もし失敗したとしても、そこでやめない限り、その失敗は成功への布石になります。

 

つまり、どっちに転んでも前に進むことはできるのです。

 

新しいことに挑戦するのは、暗闇の中を手探りで歩くようなもの。

 

でも、歩いた分だけゴールに近づけます。

失敗してつまづいても前に転べばいいだけです。そしたらまたゴールに近づきます。

 

まとめ:AIによる失業はむしろチャンス

 

もう一杯いっぱいに見える市場も、探せば、誰もいないニッチなところはある、ということがわかりました。

 

他人がすでにやっていることはその人にまかせる。
AIが得意なことはAIにまかせる。

 

自分は、

 

すごく好きで、なおかつ、誰もやってないこと

 

に集中すればいいんです。

 

サラリーマンが大半の現在です。

ここでフリーランスとして、“自分を売りに出きれば”先をいけます。

 

とはいえ、いきなり会社をやめて独立するのはむずかしい。家族もいるし。

という人は、副業からはじめてはいかがでしょうか。