Fate/stay night [Heaven’s Feel]の第二章を見たらすごすぎたので感想とか気になったこととかをぶちまけたいと思います。ネタバレありです。
第二章の内容についても触れているのでまだご覧になっていない方は見ないほうが懸命です。
まああの戦闘シーンとかはいくら言葉を尽くしてもバラしきれるものではないですが。

劇中のBGMもすごくよかったので物販かアマゾンで買おうと思ってたんですが、ブルーレイの特典なんですよね。第二章で一章にはなかったBGMがたくさん流れた(気がする)ので、また新しく作曲したのでしょうね。梶浦サウンドは最高です!
効果音(SE)がしっかり聞こえる
Heaven’s Feel第二章では、とにかくSEがすごかった。上映がはじまってから最初に気づいたのがこれです。SE、効果音です。
普通のテレビアニメとは比較できないくらいにSEにこだわっているのがわかりましたね。
劇場の音響だとテレビよりもいい音を聞かせられるからいつもより気合を入れたのか。それともufotableのスタッフ陣が全力でこだわって作り込んでいたらいつの間にかあんなとてつもないものができてしまっていたのか。
第一章も劇場に見に行ったはずなんですが、ここまでSEがすごかった記憶はないんですよね。ほとんどまちがいなく第二章で効果音が進化してます。
劇場で映画を見ることの醍醐味って、
1つが大画面で、
そしてもう1つが音響ですよね。
そのことをやっぱり制作フタッフの人たちもわかっていて、力を入れて作ったのだろうと思います。
本当にSEが気持ちよくてしょうがない。とくに重低音がよく響いていてよかった。テレビとかパソコンのスピーカーだと中々低音まではきれいに聞こえないですよね。
何気ないところまでしっかりSEがついていたりもしました。たとえば、ライダーが霊体から実体になるところ。UBWではあんなところにSEはついてなかった気がするんですけど。思わずおおーっていいそうになりました。
セイバーオルタとは何者?
ねんどろいど Fate/stay night セイバーオルタ スーパームーバブル・エディション ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア 再販分
第一章のラストで謎の黒い影にのまれたセイバーさん。深層心理みたいな水の中で黒いセイバーと対峙していました。
あれが噂のセイバーオルタです。第二章では、青いセイバーの出番はなく、ずっとオルタが戦ってました。
原作未プレイ組としては、そもそもセイバーオルタがどういう存在なのかよくわかりません。あの黒い影にのまれて、士郎との契約がきれて、セイバーオルタとして復活というのがだいたいの流れ。
セイバーオルタの目的は何なのかとか、バーサーカーと戦ったのはどうしてかとか、疑問だらけです。
なんというか、普通に聖杯戦争をしようっていう気がないですよねぇw
だから状況がややこしくなってしまう。まあそこが面白いんですけど。先の展開がまったく予測できないし。
セイバーオルタvsバーサーカー
セイバーオルタとバーサーカーの戦闘が凄まじかった。自分の動体視力じゃあ二人の動きを全然追いきれなくて、ヤムチャ状態になってました。
第二章は戦闘シーンがすごいとは聞いてはいました。最初のほうのアーチャー対ライダーのシーンがそれかと思って少し拍子抜けしましたが(それでも見ごたえはあったけど)そのあとにとんでもないのが待っていた。
あの一連のバトルを描くのだけでいったい何日かかったのか…。
ufotableのつくるアニメーションを見てると、それが絵だということを忘れてしまいますね。本当に。キャストの方も言ってたように、世界的に評価されてもいいされるべき作品です。本当に。
UBWの時も思いましたけど、サーヴァント同士の戦いってもはや戦争級ですよね。
事前に、「戦闘シーンがやばい」とか「第一章をかるく超えてきた」とか聞いていたので自分の中でも若干ハードルがあがっていました。がしかし、そのハードルはまったく高くなかった。というか楽々飛び越えてきましたね、あれは。
こうなってくると第三章も期待せざるを得ないのです。期待が膨らみすぎて楽しみ半分、心配半分といった感じですが。まああの第二章を見せられたら、次を期待するなという方が無理ってもんです。
セイバーオルタとバーサーカーのバトルシーンは、ぜひ見てほしいですね。
そういえば、UBWでのセイバーvsバーサーカーも、動きとか迫力とか流れとかがかっこよくて見応えがありました。ですが、Heaven’s Feelのセイバーオルタvsバーサーカーは、それをかるく超えちゃってました。
間桐の聖杯は結局何なのか
劇場版 Fate/stay night Heaven’s Feel 黒い影 BIGぬいぐるみ
HF第一章のときから一番気になっていたのがあの謎の黒い影でした。タコさんウインナーみたいな形をした黒いやつです。
自分は原作をプレイしていないし、記憶力もないのでイマイチ理解できてないんですが、どうやらあの黒い影は聖杯らしいです。聖杯なんでサーヴァントを食ってたわけですね。
そして第二章で明らかになったのは、黒い影=間桐の聖杯=間桐桜、ということ。これにはびっくりしました。正直聖杯戦争についてちゃんと理解しているわけではないんですが。だって例外多すぎるし……。
イリヤスフィールのように聖杯になることを前提に生まれてきたならまだしも、普通の人間があとから聖杯になれるものなんでしょうかね。
桜はもともと遠坂に生まれた娘だから普通の人間のはず。普通と言っても魔術師ですが。そうなるとあとから聖杯にされたということになります。
それだけ間桐桜が魔術師として優れた力をもっているのか。それとも間桐の力がなんかすごいのか。
もっとも魔術師としてすごかったら聖杯になれるのかはわかりませんし。間桐の力がすごいなら、間桐の家が衰退するはずもなさそうですし。うーん、わかりませんねぇ。
このあたりの核心部分は第三章であきらかにしてくれるでしょう。
桜(聖杯)に食われるギルガメッシュ
もちもちマスコット 劇場版 Fate stay night[Heaven’s Feel] アニメイト ギルガメッシュ ぬいぐるみ マスコット キーホルダー
ギルガメッシュと対峙する桜を見て、ヒヤヒヤしてましたが、結果はまさかのあれ。ギルガメッシュはあっさり退場してしまいました。それともまだ出番はあるのかな…?ギルガメッシュオルタみたいな感じで。
ギルガメッシュに関しては、HFではほとんど見せ場がなかったのは気のせいでしょうか。第一章でもほとんど喋ってなかったような…。まあでも英雄王は敗れるときもかっこよかったですね。
まさかのセックスシーンあり
原作はプレイしていないのでこれにはビビりました。いや嘘です。本当は大歓喜しました。1人でニヤニヤしてました。まさか劇場の大画面で高音響で桜のあんなシーンが見られるなんて……もう死んでもいい。
いや来年の春までは死ねませんが。
個人的に洋画とかの濡れ場はなんとなく退屈で飛ばしがちです。でもHFのそれは、長すぎず短すぎずで、セリフとか構図もすごくよかったです。
まあそんなほっこりするシーンですらも、最後まで気を抜けさせてくれないのがFateって感じですが。桜の…ね、影が……ね。
UBWではそういうシーンがなかったので油断してました。そうかあっちはテレビアニメだったからですね。さすが劇場版。
ところで、あのシーンは一応桜のための応魔力供給ということでいいんですよね?
なんか刻印虫?が桜の魔力を食らうみたいなことをいってましたが、正直蟲とか間桐あたりのことはよくわからないです。
Wikipedia見るのもネタバレになりそうでこわいし。第二章のなかで間桐臓硯がいろいろ説明していたんであれをもう一回聞きたいですね。
第三章は来年春!
Fate/stay night [Heaven’s Feel]第三章は2020年の春に公開予定だそうです。

本編が終わったあとの予告で告知されていました。
また一年ちょっと期間が空くみたいですね。第二章はたしか最初の予定より少し延期したはずなので次もまたそうなるかもですね。なので、第三章は2020年の夏くらいには見られるでしょう。
ufotableさんのことだから、どうせ第二章みたいな、もしくはそれ以上のクオリティの作品を見せてくれるでしょうから、多少遅れても全然OKですけどね。
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