『君は008』考察、城戸あやめは何者?素性は?

君は008考察、城戸あやめ、素性 『君は008』

『君は008』のメインヒロイン、城戸あやめの正体について考察していきます。

城戸あやめは謎が多いキャラクター

 

あやめの印象は、

超絶いいスタイル
クールな性格
めちゃくちゃ強い

ということくらいです。まだまだ謎の多いキャラクターです。

 

あやめについては、1巻の第3話で“名乗らん君”が説明してくれています。

 

いわく、

・すべての受験科目をほぼ1位で通過
・すでに(エージェントとして)実戦投入されている(らしい)
・幼少期から「組織」から直々に訓練を受けている
・すでにエージェントの資格をもっている
・中野高校には、高校生の年齢になったため便宜上入学している

 

受験科目

 

受験科目といっても、エージェントの養成学校ですから、普通の学校とはちがっているはずです。具体的な内容についてはまったく想像も付きませんが。数学や歴史などではないでしょうね。

 

入学後に始まった授業と近いような受験科目だったのかもしれません。“ほぼ”1位ということは、全部ではなかったということ。すでに実戦を経験しているあやめが苦戦したとなると、おそらく「人心掌握学」みたいな科目があったのでしょう。

 

レディ先生はあやめを見て、人心掌握学は昔から苦手だったみたいなことをいってましたし。

 

実戦投入

 

あやめはすでに、エージェントとして実戦投入されているとのことです。“名乗らん君”が「らしい」といっていましたが、これはほとんど確定でしょう。

 

単行本3巻のラストでエイトたちも実戦投入されていました。ただこれは、あくまで授業の一環、「実地研修」です。まあ、あやめは「これは授業ではないのだから…」なんていってましたが。それでもアイスマン先生が同伴しているので、授業の域を出てはいないでしょう。

 

逆にいえば、「これは授業ではない」という言葉こそ、すでに実戦経験を積んでいる人間のいうことです。やはり、あやめはエージェントとして活躍しているんですね。

 

幼少期から「組織」に訓練されていた

城戸あやめ、幼少期

単行本1巻第6話から引用/©Syun Matsuena 2018

 

普通のサラリーマンと専業主婦の家庭に生まれた子どもが、諜報機関に入るとは思えません。何か「組織」に入ることになる理由があったのでしょう。

 

考えられるものとしては、

・あやめの両親が「組織」(あるいはべつの諜報機関)のエージェントだった

・あやめは孤児として、任務中の「組織」のエージェントに保護された

といったところです。

 

特殊な世界では、親のやっていることを子が継ぐことはめずらしくないです。才能は遺伝しますし、特殊な仕事につける人材というのもかぎられています。

 

なのであやめも両親がエージェントだったために、幼い頃からエージェントとして活動していたという可能性もあります。

 

あるいは、孤児だった可能性もあるでしょう。身寄りがなく、たまたま「組織」に保護され、エージェントとしての訓練を受けることになった。訓練していくとあやめには才能があることがわかり、本格的にエージェントとして活動することになった…

 

あやめの少し浮世離れしている雰囲気も特殊な環境で育ったからかもしれません。

 

エージェントの資格をもっている

 

たびたび見られるあやめの戦闘能力から、エージェントとして十分な実力をもっていることがわかります。なので、エージェントであることには疑いはありません。

 

疑いはないのですが、べつのところに少し引っかかっています。それは、「エージェントの資格」という言葉です。そもそもエージェントとは、資格なのでしょうか。

 

作中でつかわれている資格とはどういう意味なのか。

資格には2つの意味があり、そこから考えると次のようなことになります。

 

・エージェントとしての立場のこと

・エージェントを名乗るための免許のこと

 

普通に考えれば「立場」のほうの意味での資格だと思います。が、作中での文脈から考えると「免許」のほうの資格のように思えます。

 

なぜかといえば、立場の意味としての資格なら、「彼にはその資格がある」というふうにつかいます。一方で、免許としての資格は、「彼はその資格をもっている」というようにつかう。

 

作中では、「資格をもっている」のほうでつかわれていました。

そうなると、エージェントとして一人前みたいな意味ではなく、何かエージェントとして活動するための免許があるということになります。学校を卒業すれば“資格”を与えられるのかも。

 

そうなると、学校に入る前から資格をもっているあやめの存在がますます特異なものになりますが…

 

何のために育成機関に入ったのか?

 

エージェントとしての実力があり、資格ももっている。そのあやめが、いまさら育成学校に通うというのは少々不可解です。便宜上入学したらしいですが、それにしては授業をきっちり受けているように見えます。

 

ここで思い浮かんでくるのは、べつの可能性です。あやめはただエージェントの授業を受けるために中野高校に通っているわけではない(かもしれない)、ということです。

 

敵スパイの摘発?

 

あやめは、第5話で「我ら“組織”は…」という発言をしていました。“我ら”というからには、あやめもすでに組織の一員なのでしょう。すでにエージェントとして実戦投入されているという情報からも納得がいきます。

 

それでは、もうすでにプロのエージェントであるあやめがどうして育成機関である中野高校に入学したのか

 

便宜上とはいえ、エージェントの世界にそれほど人員の余裕があるとは思えません。もうプロ級の腕をもっているエージェントを学校で遊ばせておく必要はないはずです。必要というかそんな余裕もないでしょう。

 

エージェントを育成する教師側にいるというのならまだわかりますが。そういうわけでもなく、普通にエージェント見習いとして講義を受けています。

 

あやめがわざわざ中野高校に入学した理由として考えられるのが、次のことです。

 

・中野高校に敵のスパイが紛れ込んでいて(あるいはその可能性があって)、それを探し出すこと

・可愛くてエロティックなヒロインを物語にたくさん登場させるため

 

2つ目の理由は、これをいっては身も蓋もないので脇におきます。

気になるのは、1つ目の「敵スパイを探しているのかもしれない」というもの。

 

入学式でアイスマン先生が、

エージェントは、世界の秩序のために暗躍している

といっていました。

 

重要なのは「暗躍」というところです。この中には、敵組織に潜入して情報を探るみたいなことも当然含まれているでしょう。

 

ただ、「組織」そのものに潜入するのはリスクが高い。そこで、その下部組織である中野高校に、新入生が入学するタイミングで生徒として潜入したとしても不思議はありません。

 

そして、「組織」の方もそのことは承知している。目には目を、です。「組織」もあやめを生徒として中野高校に通わせた。潜入しているスパイを探し出すために。

 

あやめが敵のスパイという可能性はないか?

 

『君は008』の世界では、世界各国にさまざまな諜報機関があるようです。

あやめ自身が、どこかの敵組織のスパイであるという可能性もゼロではありません。

 

中野高校に通うエージェント見習いたちを、そして上部組織である「組織」の内情を探るという目的のもとで動いているかもしれないのです。

 

二重スパイをしている可能性も

 

そうなってくると、あやめは二重スパイの可能性もでてきます。

 

いまの段階では、まだあやめがエージェントとしての任務をしているような描写は出てきていません。なので、エージェント活動時のあやめについては、想像するしかありません。

 

単行本3巻の最後の方で、エイトたち「デルタ3チーム」が実戦投入(実地研修)されることになりました。おそらくここで、あやめのエージェントとしての本当の実力がわかるのではないかと思っています。