【君は008】タイトルロゴのデザインにキーアイテムが隠れていた【考察】

君は008考察 『君は008』

松江名俊の新作漫画、『君は008』のタイトルロゴについて気づいたことがあったので、考察していきます。

 

表紙ですでに明らかになっていた“キーアイテム”

 

このタイトルロゴにかるい伏線、種が仕込まれていたのにお気づきですか?

まあ単行本の1巻で明らかになることだから、伏線というほどでもないかもですが。

 

何かというと、タイトルの文字の下に、赤くアンダーラインのようにおかれている部分です。

アンダーラインの先っぽが“8”の空洞をつらぬいています。

 

 

これがじつは、「剣」の形になっていました。

単行本の1巻に出てくる、ネクタイを変形させる剣です。

 

わたしは、1巻を丸々読み終わってから、ふと表紙を見たときにそこではじめて気がつきました。読む前は「主人公、ケンイチっぽいなー。ヒロイン可愛いなー」くらいしか思っていませんでした。

当然かもですが、表紙やタイトルロゴもちゃんと考えられているんですね。

 

そして、表紙をよく見てみると、タイトルのすぐ下にいるあやめがネクタイタイプの剣を手にしているではありませんか!

そして、あやめの右側にいる主人公・明石エイトが赤いネクタイに手をかけ、それを外すような仕草をしています。これは紛れもなく、剣をとって戦おうとしているその瞬間です。

 

人間は、自然と“手”を目で追ってしまうといいます。人の手を見てしまうんですね。

これは逆にいえば、注目してほしいところを手をもっていけばいいということ。

 

作者は明らかに、このネクタイが重要アイテムになることを読者にアピールしているのです。

 

なので、この表紙の時点でエイトが、「国立中野高等学校」に入学することは決まっていたのですね。まあ主人公がいきなり離脱するなんてことは、そうそうないとは思いますが。しかも一応少年誌だし。

 

あやめがはじめから「剣」を所持していたなぞ

 

そういえば、1話の最初、学校に行く前から、あやめは剣をもっていましたね。

生徒にネクタイが配られる前から。

 

ここは気になるところです。

まあ間違いなく学校の関係者でしょう。

 

今度は“素手”ではなく、“武器”で戦う…?

 

タイトルロゴにネクタイ型の剣が隠されていたという話でした。あまり隠れてはいませんが。

 

タイトルロゴになるくらいですから、『君は008』において剣が重要な要素であることは確かです。というか、剣がメインになるでしょうね。素手で戦う武術ではなく。

 

松江名俊の前々作、『史上最強の弟子 ケンイチ』では、主人公・ケンイチは作中では(ほぼ)無手での戦いを貫き通しました。

 

 

それが今回の『君は008』では、武器をつかった武術が主人公のメインウェポンになる。

作者は、武器のほうをもっと描きたいと思っているのでしょう。

 

読者としても、主人公が武器をつかったときにどうなるのかが気になります。

 

不殺を貫くのかどうか

でも、“エージェント”に暗殺は付きもの。

 

タイトルロゴの文字の方も少し気になります。

 

 

字体は普通です。

が、よく見ると、文字が全体的に掠れているとうか、細かい傷のようなものがついています。

 

これが何を表しているのか。

作品の何かを示唆しているのか。それともただ、こういうデザインにしただけなのか。

 

傷で連想するものといえば、

戦い

戦場

肉体へのダメージ…

 

もしくは、傷ではなく掠れているとしたら、

エージェントの存在そのもの

を表しているという可能性もあります。

 

ただこういうデザインにしただけ、という可能性のほうが高そうですが。

 

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