【君は008】タイトルに込められた意味は?【考察】

君は008、タイトルの意味 『君は008』

『君は008』のタイトルについて、考察していこうと思います。

作品のタイトルは、『君は008』です。

 

タイトルを分解すると意味が見えてくる

 

松江名俊の過去作『史上最強の弟子 ケンイチ』は、特にひねりもなく、すんなり意味が理解できるわかりやすいタイトルでした。

 

一方で、『君は008』というタイトルは、ぱっと見ただけでは何のことだかわかりません。

 

「君」とは、誰なのか

「008」は何を意味する数字なのか

そして、「君は008」は何のことをいっているのか

 

まずは、単純に考えてみます。

 

「君」は、この物語の主人公・明石エイトのこと

「008」は、スパイ(エージェント)のこと

よって「君は008」は、主人公・明石エイトが(立派な)スパイになる、ということを意味している

 

ただこれでは「008」の数字の意味がわかりません。

どうして、7でも9でもなく、“8”なのか。

 

は、まあいいとして、作中で「008」は何の数字なのか。

まず思い浮かぶのは、コードネームです。

 

スパイはその性質上、素性を明かさないようにするため本名ではなくコードネーム(仮の名前)で呼びあったりしますよね。そのときのコードネームとしての「008」。

 

実際、アイスマン先生のコードネームは「004」ということがわかっています。

なので、タイトルの「008」は、コードネームでほぼ間違いないでしょう。

 

タイトルの意味をそのまま理解すれば、

明石エイトがコードネーム(エージェントナンバー)「008」と呼ばれるようになる

ことになるわけです。

 

しかし、これも少し疑問が残ります。

幼少期からエージェント(諜報員)として活動している、ヒロイン・城戸あやめのコードネームは「103」。おそらく、作中ではかなり若い番号なのでしょうが、それでも3桁台です。

 

1桁台というのは、下手したら「組織」という諜報機関の創設メンバー級のエージェントにあたえられる番号。その番号が、いきなり素人あがりのエージェントにあたえられるとも考えにくいです。

 

高校からエージェントとなったエイトのコードネームは4桁でもおかしくない。

それが1桁台になるのはどういう場合か…

 

ズバリ、誰かからその番号を受け継いだ場合です。

 

誰かとは誰か。

エイトの父親以外にはいません

 

つまり、エイトの父・明石しずまのコードネームが「008」だった。

そして、ゆくゆくはエイト自身がそのコードネームを受け継ぐことになる…

 

単行本1巻を読み終えた時点で漠然とこんな風に考えていました。

そうしたら、単行本2巻でエイトの父のコードネームが「008」であることが明かされましたね。

 

コードネームは継承していく?

 

ここで勝手な妄想が思い浮かんでしまいました。

もしかすると、数字のコードネームは継承するものかもしれない、と。

 

エイトたちの担当教師になった、銀髪のオールバックにメガネの教師。彼は、「アイスマン」とか「004」というコードネームで呼ばれていました。

 

もしかすると、エイトとその同期たちがエージェントになり、さらに今度はエージェントを育成する側にまわるところまでこの作品は描いてくれるのではないか、と密かに期待しています。

 

洋画にはスパイアクションの作品がたくさんあります。けれど、日本の漫画でスパイアクションというのは、めずらしい気がします。さらに、素人がエージェントとしての教育を受けるところにスポットを当てている。

 

スパイアクションは数多くあっても、エージェントの育成をこんなに細かく時間をかけて描写したフィクションはいまだかつてないのではないでしょうか。

 

それだけに、エイトがいったいどんなエージェントになるのか。とても楽しみです。

 

「ケンイチ」のように不殺を貫くのか。はたまた非常な暗殺マシーンになるのか。

まあこれは結果がわかりきっているような気もしますが。

 

エージェントになることは確定

 

話がそれました。

「君は008」というタイトルの意味です。まとめると、

 

明石エイトが一人前のエージェントになるということ

そして、父・明石閑真のコードネーム「008」を継承するということ

 

この2つですね。

 

コードネームの仕組みやエイトの父親のこと、さらには教師陣の諜報員としての活動などは、今後の展開で明らかになっていくと思います。

 

『君は008』の考察記事はこちら