恋愛漫画としては最高峰の面白さ。流石景『ドメスティックな彼女』感想

流石景、ドメスティックな彼女 マンガ
©流石景・講談社

現在TVアニメも絶賛放送中の漫画、『ドメスティックな彼女』の魅力を紹介します!

キンドルストアで3巻まで無料で読めます。

 

 

アニメ放送が始まったのがきっかけで、

「そういえば最初の何巻か無料だったなー」

「べつに買うつもりないけど、試しに読んでみようかなー」

とか思っていたらまんまとハマりました

 

いやいいんですけどね、面白いから。

むしろ、この作品に出合わなかったら…と思うとぞっとするし。

 

同じ作者の前作『GE~グッドエンディング~』も、読み始めたら止まらなくて結局全巻一気読みしちゃったんですよね。

 

 

そしたら次は『ドメカノ』が3巻まで無料になっているじゃないですか。読むじゃないですか。ハマるじゃないですか。

 

 

ホントに出版社の思惑にまんまとなんですよね。いや漫画自体は面白かったからいいんですけど。

 

『ドメカノ』は『GE~グッドエンディング~』に引き続き、恋愛ものです。

 

恋愛と聞くと、反射的に拒否反応をしめす人もいるかもしれません。自分もそうでした。

でもすごく面白いんですよね。恋愛漫画って。

 

(恋愛ものなら、純愛小説もいいです)。

 

人間のもっている感情「喜怒哀楽」全部が見れる

 

 

恋愛ものの何がいいかというと、人間の「喜怒哀楽」が全部つまっていることです。

 

人間がもっている感情って、面倒くさいものとか、押さえつけないといけないものっていうイメージがありますよね。

 

現実では、感情を抑えることがなんとなくいいこととされてしまっている。

 

でも恋愛漫画には、むき出しの感情があるんです。

主人公やヒロインが、怒ったり泣いたり笑ったり……

 

それらの感情が「恋愛」によって引き起こされる。だから、漫画を読みながら、人間のありのままの感情を見ることができるんですね。

 

人間って結構、感動を求める生き物です。

 

感情は抑えないといけないといいつつ、誰かに何かに自分を感動させてほしいっていう気持ちを持っていると思うんですよね。

 

だから、映画やドラマやアニメを観たり、漫画や小説を読んだりするわけですから。

 

恋はまさにサスペンス

 

 

ところで、私が映画を観るときのジャンルはもっぱら「サスペンス」です。

 

サスペンスっていろいろあるジャンルの中でも、没入感が一番あると思うんですよね。スリルのある展開で、はじめから終わりまで視聴者の心臓をつかんで離さない、みたいな。

 

心臓をつかまれたまま、予測できない物語展開にズブズブとハマっていく感覚がたまらなく好きです。

 

恋愛も同じだと思うんですよね。

 

先の展開が見えない、どうなるかわかない、突然の出来事で物語が一気に加速する…

 

だから、恋愛はサスペンスだし、面白いんです。

 

かっこいい大人たち

 

 

『ドメカノ』を語る上で欠かせないのが、「大人」たちの存在でしょう。

 

主人公やヒロインが、悩んだり迷ったりしているときに、すごくいいアドバイスをしてくれるんですよね。国語教師とか喫茶店のマスターとか。

 

でしゃばり過ぎないけど、ここぞという場面でしっかり役目をはたす。黒子のような存在です。

 

あのかっこいい大人たちがいなければ、早々にストーリーが破綻していたといってもいいくらいです。

 

そういう大人の言葉って、読んでいるこっちまでハッとさせられることがよくあります。

 

漫画のいいところって、多少説教じみたことでも、物語のキャラクターを通して聞くとすんなり受け入れられることですよね。

 

現実で親とか教師に言われても絶対納得しないことでも、漫画のキャラに言われたら素直に聞いてしまう。

 

まあ言っていること自体の説得力もだいぶ違うっていうのもありますが。

説得力のある、読む人をハッさせる言葉っていうのは、やはり作者の力ですよね。

 

単純に絵の上手さというより、作者本人の人間力というか。

漫画家はとくに、絵を描いてさらに話も考えるってホントにすごいなーと思います。それでさらに読者を楽しませたり、感動させたりするんですからね。

 

いやー、漫画好きでよかったなって思います。