音声通話を捨てると通信費が激減する

テレフォン IT

携帯電話(スマホ)の「音声通話」って本当に必要なのか、ずっと疑問に思っていました。必要かどうかというのは、使うか使わないかということです。つまり、使わないのです。

 

とくに堀江さんの本を読んでからよりいっそうその思いが強くなりました。

 

ようは、電話をかけることは相手の時間を盗むのと同じことだということ。

電話をかけるのもべつに好きじゃないし、相手の迷惑になるのならもう電話いらなくね、と思ったわけです。

 

そこで、思いきって「音声通話」の電話番号を捨ててみました。

 

この記事の概要は、

 

・音声通話を捨てた理由
・どういうプランで契約したのか
・不自由はあるのか

 

です。これらについてわたしの経験と考えを紹介しようと思います。

 

はじめにひとつ断っておきます。

今から紹介する方法は、日頃からよく電話を使う人やお金に余裕がある人には向いていません。

 

「音声通話」をほとんど使ってない。通信費を節約したい。でも音声通話を完全に手放すのは不安がある、という人に参考にしてもらえればと思います。

 

なぜ「音声通話」を捨てようと思ったのか?

時代遅れの電話

わたしはそれまで、「FREETEL」の格安SIMを使っていました。音声通話つきの「使った分だけ安心プラン」という契約です。基本料金は毎月約1,000で、データ通信量が増えるごとに通信料金も増えるという、「従量課金制」でした。

 

もともと、スマートフォンでのデータ通信はほとんどしていませんでした。なので、毎月の通信費は、基本料金の1,000円だけ。格安SIMに乗り換えるまでの毎月の通信費は7,000円ほどでしたので、これでもかなりの節約ができたと満足していました。

 

ところがそれから半年、1年と経っていくうちに、疑問に思うようになります。

1,000円って高くないか?」と。

 

インターネットならPCでするし、電話(通話)もまったくといっていいいほど使ってない。そんなほとんど使っていないスマホの料金で、毎月1,000円が自動的に引き落とされていく。なんだかすごく無駄なことをしている気分になっていました。

 

音声通話を捨てたら通信費が激減!

電話をかける女性

そんなわけで、もっと安くに通信費を抑えられる格安SIMはないかと探してみました。

そして見つけたのは、nuroモバイル」の「0 SIMです。

 

「0 SIM」の特徴についてはこちらの記事に書きました。→「いま一番安い格安SIMはこれだ!「nuroモバイル」の「0 SIM」を契約してみた。」

 

「0 SIM」というこの格安SIMは、「データ通信専用SIM」の月額基本料金が“0円”という、価格破壊もはなはだしいサービスです。

 

わたしは、「データ通信+SMS」というプランで契約しました。月額基本料金は約170(2018年9月時点)です。そしてこれが、そのまま毎月の通信費の全額になっています。

 

3大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)から、格安SIMに移ることで通信費を約1/6に。そしてもっと安い格安SIMに移ることで、さらに通信費を1/6に減らすことができました。

 

ただひとつ注意点があります。

それは、2度目の通信費削減では、「音声通話を捨てた」ということです。いくら格安SIMでも、「音声通話つきのプラン」では1,000円以下にはならないでしょう。

 

電話番号はまだまだ「信用力」がある

スマホ

音声通話がついている電話番号を捨てるのは必ずしもいいことではないです。

 

今の時代、電話番号は力をもっているように思います。

SNSやIP電話があっても、音声通話に対する信用はなくなりません。

 

たとえば、「0 SIM」の格安SIMを契約するときには、電話番号の記入が必須でした。電話番号がいらないから、データ通信(とSMS)のプランで契約しようとしているのに……。

 

企業などからすれば、一人ひとつ以上の電話番号をもっていることは当たり前なのです。このように電話番号をもっていないと、登録できないサービスもわりとあります。なので、音声通話の電話番号を捨てるのなら、多少の不自由は覚悟したほうがいいでしょう。

 

わたしの場合、音声通話の格安SIMを解約する前に、新しい格安SIMの契約をしました。これは結果的に助かりました。なぜなら、格安SIMを新たに契約するときや、「IP電話」のサービスに登録するときに“通話ができる電話番号”を求められたからです。

 

具体的にどういうプランに変えたのか?

電話をかける女性

どうやって毎月の通信費を1,000円以下におさえたのか。

それは、「データ通信+SMS」のSIMと「IP電話」の組み合わせです。

 

現在の「電話番号」には2つの役割があります。

 

ひとつは「音声通話」。どこかのだれかと電話をすることです。

もうひとつはショートメッセージサービス、「SMS」です。

 

この二つの機能をどうにか使えるようにすれば、べつに「音声通話」は捨ててもいいのでは?と思ったのです。

 

「SMS」って何のこと?

 

まず「SMS」とは何でしょうか。

 

これは電話番号を使った簡単なメッセージサービスです。お互いに電話番号を知っていれば、文章でのやり取りをすることができます。ただ、いまは「LINE」のようなメッセージアプリが登場したので、「SMS」を使っている人はほとんどいないでしょうね。

 

むしろ、LINE」のアプリに登録するための「認証」に「SMS」が使われていたりします。

 

なので「SMS」はメッセージをやり取りするためというよりは、アプリやサービスの「認証」に使うものになっています。わたしは、この「認証」に「SMS」が必要になると考え、「データ通信専用」ではなく、「データ通信+SMS」のSIMを契約しました。

 

まあ、自分で考えついたわけではなくネット検索で見つけただけなんですけどね。

 

「SMS認証」をまったく使わない人にとっては、「SMS」は不要です。そういう人は、「データ通信専用SIM」でいいでしょう。

 

ちなみに、SMS付きのSIMを契約した場合でも“電話番号”はもらえます。

SMS専用の電話番号です。通話はできませんが、「SMS認証」やメッセージのやりとりができます。

 

「IP電話」って何?

 

「IP電話」とは、インターネット回線を使ってかける電話のことです。

普通の音声通話に比べて利用料金が安くなっています。

 

ただし、IP電話は緊急通話(110や119)にかけられないなどの制約があります。

もし契約するなら、そのIP電話のサービス内容をよく確認するようにしてください。

 

わたしが使っているのは(といっても電話はほとんど使っていませんが)、楽天が運営しているIP電話アプリ、「SMARTalk」です。これで「050」から始まる電話番号を取得することができます。

 

「SMARTalk」を使うなら注意点があります。

それは契約にクレジットカードと音声通話ができる電話番号が必要ということです(認証のため、こちらから向こうに電話をかけないといけない)。

 

もし固定電話やほかに通話ができる電話番号をもっていないなら、いまつかっている音声通話を解約する前に「IP電話」の契約をしましょう。

 

「SMARTalk」のいいところは、初期費用が無料で、月額基本料金も無料なところです。

 

なんてお得なサービス!と思いきや一つ落とし穴がありました。

「12か月間利用料の請求を行うことがない場合、サービス契約を解除する」ことがあるそうなのです。“ことがある”とはいやらしいですね。

 

基本料金が無料だからといって一度もつかわずに、通話料を1円も発生させないのはダメということです。なので、1年間に一回くらいは、電話をかけるのがよさそうです。30秒以内なら8円(2018年9月時点)なので、年間の利用料と思えば十分安いでしょう。

 

音声通話を捨てる手順

 

ややこしくなってきたので整理しましょう。

 

まずSMS付きのSIMを契約すると、電話番号をもらうことができます。

しかし、この電話番号はSMS専用の番号です。通話をすることができません。

 

ですが、世の中には通話ができる電話番号を登録しなければならないサービスがあります。

 

こちらから電話をかけたり、向こうからかかってきたりします。なので、インターネット回線を使って通話ができる「IP電話」というサービスを活用します。「IP電話」を使えば一応通話をすることができます。

 

これで「音声通話」を捨てて通信費を大幅にさ削減しながらも、「音声通話」を持っていたときとほとんど同じ機能を維持することができました。

 

電話番号を使い分ける不自由さ

スマートフォン

ここまで紹介した方法なら、電話番号を持ったまま、通信費を減らすことができます。

でも同時に面倒も抱えることになります

 

なぜなら、2つの電話番号をもち、さらにそれらを使い分けないといけないからです。

 

たとえば、「LINE」のアプリに登録するなら「SMS」の電話番号を。

どこかの銀行で口座を開設するときには、「IP電話」の電話番号を。

 

つまり、自分が電話番号を登録しようとするサービスが、認証を求めているのか、通話を求めているのかを考えないといけないのです。

 

ここが面倒くさいと思うのなら、音声通話の電話番号は捨てないほうがいいでしょう。

「音声通話」の番号なら、通話もSMSもできます。電話番号を求められたら、自分の番号を素直にそのまま記入すればいいからです。

 

こんな人に向いてるかも?

通話中の女性

音声通話は月に1回もしない。

電話番号を登録しているサービスもほとんどない。

そして、何よりできるだけ通信費を減らしたい。

 

もしこんな人がいたのなら、一度「音声通話」を捨てることを検討してもいいかもしれません。あまりに不便だったらまた音声通話のプランを契約すればいいわけですしね。まあ、解約手数料などを取られてしまうでしょうが。

 

くどいようですが、「音声通話」を捨てるこのスタイルは、電話番号をよく使う人には向いていません。あくまで、音声通話は全然使わないのに、けっして安くはない通信料金を支払うことに疑問を感じている人にだけ向いているものです。

 

とくにお金に切羽詰まっていなくて、電話番号についてあれこれ考えるのが面倒だという人は、おとなしく音声通話プランでいたほうが無難でしょう。